映画ヴェノム感想(ネタバレあり)

11月2日(金)に公開された映画ヴェノムを早速観て来たよ。

ネタバレしているので、見たくない奴は今すぐ去れ!いいな!


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日本ではカプコン格闘ゲームでお馴染み。元はスパイダーマンシリーズの人気キャラクター。サム・ライミ版映画スパイダーマン3では割とアレな扱いを受けていましたが、昨今の流れに乗る形で、今回晴れて単独映画進出の運びとなりました。

 

 

<乱暴なあらすじ>

意識高い系若社長が取り仕切るライフ財団。彼らが宇宙探査からシンビオートと呼ばれるなんかヌルヌルした生命体を地球に持ち帰り、早速研究という名の人体実験を始めます。財団のブラックな部分を記事にしようとしたジャーナリストのエディ・ブロック(演:トム・ハーディ)も強大な権力を使いクビにして一安心。と思いきや、ある研究員が良心の呵責に耐えられずエディをコッソリ施設の中にご案内。そこで彼は意図せずシンビオートの一体、ヴェノムと融合してしまい・・・というお話。

 

バンバン流れている予告編などではダークヒーロー感推しですが、ヴェノムが案外お茶目な奴なので、人間と乱暴な宇宙生命体のダーク・コメディ・バディ・ムービーといった趣です。エディとヴェノムの関係性はどっかで見た感あるなと思ってたら、あれだ、うしおととらだ。

 

で、肝心の中身ですが、これが割と適当で、シンビオートが地球に来た理由、ヴェノムがエディを気に入った理由など、どれも簡単な説明で済ませちゃう潔さ。警備はザルだし、普通に街中でドンパチおっ始める財団も色々ヤバい。エディと元カノとの関係も中途半端だし、最後ヴェノムが自己犠牲したかと思いきや何事もなく復活してたりするし・・うーむ、まぁあれだ、細けぇことはいいんだよ!


出演陣で言うと、登場人物の少なさも相まってまさにトム・ハーディの独り舞台でした(そういえば彼が車内でひたすら電話するだけの映画もあったな・・)。逆に言うと脇役に全く魅力がなかったのは残念な感じ。敢えてそうしたのか・・?もし主演がトム・ハーディではなく別の俳優だったらどんな形になったんだろう。 

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てなわけで、ヴェノムの感想でした。色々文句を書きながらも、実際は上映時間があっという間だったので、なんだかんだ言って楽しく鑑賞していた模様です。 

 この後はソニー独自のスパイダーマンユニバースが予定されているらしいけど、正直あまりいい予感はしないので、早いとこMARVELと合流すべきだと思いました。あ、あとエンドロールがスッゲー長いです(笑)。ではまた。