スパイダーマン ノー ウェイ ホーム感想(ネタバレあり)

行ってきましたよ。ネタバレありだよ。

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いやぁ…もう中盤以降はただただ号泣ですよ。アンドリュー・ガーフィールド(涙を流しながら)!!トビー・マグワイア(鼻をすすりながら)!!泣くなって方が無理ってもんですよ。アンドリュースパイダーマンが、落下するトムホ版MJを助けるんすよ。彼はグウェンを助けられなかったんすよ。心底良かった…って顔するんすよ。涙腺崩壊っすよ。ウェブシューター乱れ撃ち(今命名)もやってくれるんすよ。最高っすよ。そしてついに「大いなる力には大いなる責任が伴う」を体験してしまい、我を忘れてグリーンゴブリンを殺そうとするトムホスパイダーマンをトビースパイダーマンが止めるんすよ。彼はその後どうなるかを知っているから。号泣っすよ。でも「my back…」とか言うんですよ。爆笑っすよ。それぞれ孤独だったスパイダーマンたちが、真の理解者である、ユニバースは違えど同じ経験をしている他のスパイダーマンと出会い共闘する。胸が熱くなるどころか沸騰して吹っ飛びますよこいつは。

で、スパイダーマン集合は予想通りというか、まぁそうなるだろうなとは思っていたんですが、デアデビルですよ。マット・マードックですよ。もちろんチャーリー・コックスですよ。さらっと出てきやがった!座席から転げ落ちるところでしたよ。これは完全に嬉しい不意打ちでしたわ。

さてさて、今回のお話は「人生はやり直せる」「セカンドチャンスは誰にでもある」的な物語でしたね。ストーリー自体は悲劇ではあるんですが、眼差しが温かいというか。対ヴィランも「倒す」のではなく「救う」目的だし。それを旧作まで全部ひっくるめて、ある種の決着をつけてしまうという恐るべき映画です。ジョン・ワッツ監督及び製作陣は凄すぎます。

超個人的にですが、うまいなぁと思ったのが、ドクター・ストレンジの出番。予告でもいっぱい出てくるし「出すぎじゃね?」と思っていたら、本編では中盤以降、最終盤まで出番なしでスパイダーマン達の物語に集中させる。製作陣は相変わらずこっちの心はお見通しですな。あと「集まってくるのがスパイダーマン=ピーター・パーカーと知っている人物のみ」ってのもご都合主義ではあるんだけど、うまいなぁと。最後他にも色々来てたっぽい(シルエットのみ)けど、あれは誰だったんだろう。後で調べてみよう。ヴェノムは来てすぐ帰っちゃったの?トム・ハーディは主役級だし、いずれトムホ版スパイダーマンとガッツリ絡んでくるんだろうけど。まぁこの辺りも上手にやるんだろうなぁ。

というわけで、スパイダーマン ノー ウェイ ホーム感想でした。中盤以降は夢のような時間というか、最高という次元を通り越して、恍惚の表情で涙を流し続けるしかないというとんでもない映画でした。生きてて良かった!次はバットマンかな。ではまた。